夏の暑い時期には大量の汗をかきますよね?
汗でシャツがベタベタになると誰でもやっぱりニオイが気になります。
しかし、実は夏の汗よりも冬の汗の方がニオイがきつくなることをご存知でしたか?
汗をかく量は冬の方が少ないはずなのに、なぜなのでしょうか?
このページでは、冬のワキガと夏のワキガの違いについてフォーカスします!
汗腺から出る汗の仕組み
汗腺は血液から汗を作るはたらきをしています。
この時、通常は血液に含まれるミネラルやタンパク質、脂質などを再吸収させて、養分を血液に戻すはたらきもします。
この作用によって、汗腺から出る汗は通常、ミネラルやタンパク質などの養分があまり含まれていない水に近い状態になります。
しかし、この再吸収機能が低下すると、養分を血液に戻すことが出来ずにそのまま汗と一緒に排出してしまう量が増えてしまうのです。
このとき、汗と一緒に排出されたタンパク質や脂質、ミネラルなどの養分がニオイを発生させる根源となります。
夏のワキガ
汗腺の再吸収作用で考えると、夏の汗腺のはたらきは活発であると言えるでしょう。
汗腺の機能ははたらく機会が多いと活性が高く、はたらく機会が少ないと活性が低くなるからです。
つまり、夏はたくさんの汗をかくため汗腺のはたらきも活性化されていて、ミネラルやタンパク質や脂質をしっかり血液に戻し、水に近い汗を排出していることになります。
しかし、夏でもやはりワキガのニオイは気になりますよね?
これは夏にかく汗が皮膚の常在菌と混じり合い、さらに大量の汗が洋服に付着してから蒸発することで周囲にまき散らされてしまうからです。
実は、洋服についている菌が汗の水分と触れ合って、蒸発することも夏ワキガの特徴なのです!
そのように考えていくと夏ワキガの場合汗腺の殺菌と制汗はもちろんですが、洋服自体の殺菌・除菌もとても大切になってきます。
夏ワキガの場合には汗をかいたらすぐにふき取り、洋服や体毛に付いている菌と混じって蒸発しないように心がけましょう。
冬のワキガ
夏の汗に比べて、冬にかく汗はさらにニオイやすいという特徴をもっています。
先ほど考えたように、夏は大量の汗をかきますが、汗腺のはたらきも活発なのでミネラルやタンパク質や脂質のそのまま排出される量自体が少なく、汗自体は水に近い状態です。
しかし、逆に冬は寒さで汗腺のはたらきが鈍っており、汗をかく機会も夏に比べると極端に減ってしまいます。
そのため、ミネラルやタンパク質や脂質がそのまま汗と一緒に排出されてしまうのです。
さらに夏は汗を全身でかくことが多いのに比べ、冬の汗はわきの下など局所的に汗をかくことが多くなります。
これは、緊張した時にじっとりと汗をかく精神性発汗の状態と同じで、この種類の汗は特にアポクリン腺から出ることで知られています。
また、精神性発汗の場合、精神的な理由で急激に発汗するためミネラルやタンパク質や脂質を再吸収する余裕もなく、そのためさらにニオイ強い汗が排出されてしまうのです。
夏ワキガと冬ワキガのまとめ
つまり…冬にかく汗は夏にかく汗に比べて、断然ニオう要素が多い!ということです!!
夏になるとデオドラント商品の宣伝を見る機会も増えますが、実は冬にこそニオイ対策が大切になるということですね♪
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